博多工業高校についての詳細情報をまとめています。
目次
偏差値・内申点
すべての学科受験年度によって倍率が全く違うことが多いです
しかし、倍率に関わらず一定の偏差値を取っている人は合格することが多いです。
機械科・自動車工学科:偏差値42、内申点24以上
インテリア科:偏差値43、内申点24以上
画像工学科・電子情報科:偏差値44、内申点25以上
建築科:偏差値47、内申点27以上
年度によっては以上の点数でも十分合格できる可能性はありますが、あくまでも最低目安にしてください。
工業系の高校は、合格できるかどうかより先に、興味があるかないかで学科を決めるようにしてください。
参考:福岡県高校入試情報
参考:福岡地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:福岡地区の工業・商業系公立高校の倍率
平成31年度の定員・実質倍率
平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。
機械科
- 入学定員 :80(80)人
- 合格内定 :28(31)人
- 一般合格枠 :52(49)人
- 一般受験者 :96(92)人
- 一般実質倍率:1.85(1.87)倍
- 難易度昨年比:同じ
定員80名に対し28名の内定者がいるので一般入試では52名が合格できます。
中間発表後、志願者が5名減り124名になりました。
一般入試は志願者124名から内定者を引いた96名が受験予定なので、実質倍率は1.85倍(不合格になるのは44名)です。
昨年度とほぼ同じ倍率になったので大幅に受験者層が変わらない限り昨年度と同じ難易度になるはずです。
偏差値45以上を安定して取れていたら合格の可能性が高いはずです。
平均点が160点であれば140点前後が目安になると思います。
自動車工学科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :11(14)人
- 一般合格枠 :29(26)人
- 一般受験者 :38(34)人
- 一般実質倍率:1.31(1.31)倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し11名の内定者がいるので一般入試では29名が合格できます。
中間発表後、志願者が4人増え49名になりました。
一般入試は志願者49名から内定者を引いた38名が受験予定なので、実質倍率は1.31倍(不合格になるのは9名)です。
昨年度極端に倍率が下が異今年は増えるかと思いましたが、さらに下がりました。
中間発表後志願者が増えたことで受験者は昨年度と同じになりました。
難易度は昨年同様、40台前半になると思われます。
平均点が160点であれば125点前後が目安になると思います。
インテリア科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :14(8)人
- 一般合格枠 :26(32)人
- 一般受験者 :55(51)人
- 一般実質倍率:2.11(1.59)倍
- 難易度昨年比:かなり難化
定員40名に対し14名の内定者がいるので一般入試では26名が合格できます。
中間発表後、志願者が2人減り69名になりました。
一般入試は志願者69名から内定者を引いた55名が受験予定なので、実質倍率は2.11倍(不合格になるのは19名)です。
平成29年に実質倍率2.19倍になりましたが、本年度もそれとお同じくらいの難易度になりました。
倍率が高くなったことで、昨年度は偏差値40台前半でも合格できていた可能性がありましたが、本年度は厳しくなると思います。
平均点が160点であれば140点前後が目安になると思います。
建築科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :15(7)人
- 一般合格枠 :25(33)人
- 一般受験者 :49(59)人
- 一般実質倍率:1.96(1.78)倍
- 難易度昨年比:若干難化
定員40名に対し15名の内定者がいるので一般入試では25名が合格できます。
中間発表後、志願者が1人減り64名になりました。
一般入試は志願者64名から内定者を引いた49名が受験予定なので、実質倍率は1.96倍(不合格になるのは24名)です。
数字上はたいした差はありませんが、合格内定者が多い分、低偏差値の人が合格するのは確実に難しくなります。
平均点が160点であれば145点前後が目安になると思います。
画像工学科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :7(6)人
- 一般合格枠 :33(34)人
- 一般受験者 :44(46)人
- 一般実質倍率:1.33(1.35)倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し7名の内定者がいるので一般入試では33名が合格できます。
中間発表後、志願者が4人増え51名になりました。
一般入試は志願者51名から内定者を引いた44名が受験予定なので、実質倍率は1.33倍(不合格になるのは11名)です。
4年連続同程度の受験者です。
受験者層に大きな変化がなければ、内申書に問題がなければ偏差値40台前半で合格できる可能性が十分あります。
平均点が160点であれば135点前後が目安になると思います。
電子情報科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :8(6)人
- 一般合格枠 :32(34)人
- 一般受験者 :58(54)人
- 一般実質倍率:1.56(1.59)倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し8名の内定者がいるので一般入試では324名が合格できます。
中間発表後、志願者が1人増え58名になりました。
一般入試は志願者58名から内定者を引いた50名が受験予定なので、実質倍率は1.56倍(不合格になるのは18名)です。
平均点が160点であれば135点前後が目安になると思います。
対策
どの学科を受ける場合でも、確実に合格をするために140点を最低目標に努力をしていきましょう。
工業系の高校なので英語・数学(計算はできておいた方が良い)ができなくても進学後さほど困ることはないので、合計で140点を取れるように勉強計画を立ててください。
勉強をするときは↓を参照してください。
学校情報
思っているほど調子に乗っている人は多くなくなったみたいです。
最近は工業系の高校はヤンキーよりもコミュニケーションが取ることが苦手そうな子のほうが多くなっているとききました。
30~40代の親世代がイメージしているであろう悪いイメージはないと思います。
本気で就職をしたいと思っている人、学校で何ができるかをしっかりと調べて自分がやりたいと思ったことがある人であれば、お勧めの高校です。しかし、単に公立高校だという理由だけで工業系の高校に進学してしまうと、後悔する可能性があるということも知っておきましょう。
工業系だけでなく総合学科・単位制の高校もチェックを入れておきましょう。意外と工業系よりも面白いことができるかもしれません。
公立高校の中では女子の制服はかわいいと言われています。
就職率は100%です。学校が会社とのつながりを持っているので成績上位であれば就職に困ることはないでしょう。
商業系の学校に行くよりも就職先の選択肢が広がるはずです。
あらかじめ学校のサイトを見て、卒業生の就職先を見ておきましょう。
部活
- 野球部
- 陸上部
- テニス部
- ハンドボール部
- バドミントン部
- バスケットボール部
- サッカー部
- 柔道部
- 剣道部
- 弓道部
- 卓球部
- バレーボール部
- ソフトテニス部
- 美術部
- コンピューター部
- 無線工作部
- 茶道部
- 漫画研究部
- ダンス部
- 軽音楽部
- 音楽部
- 国際文化交流部
- 省エネルギー研究部
- 放送部
- 囲碁・将棋部
- ロボット部
- 数学研究同好会
- ボランティア同好会
所在場所
「博多工業高校」は福岡市城南区東油山4-20-1にあります。
アクセスは良いとは言えません。入試直前までアクセスの悪さを知らずに進路先を変更する人も現れるくらいです。
電車の駅はそばにありません。遠方から通学する人はバスを利用するしかないです。乗り換えをしなければならない地域からだと、通学にどれだけ時間がかかるかわかりません。
[map address="福岡市城南区東油山4-20-1" width="100%" height="300px" theme="博多工業高校" class="dp-light-border-map dp-map-centered" zoom="15" draggable="true" controls="true"]在校生数
平成29年5月現在の生徒数は以下の通りです。
機械
- 1年:80名・0名
- 2年:77名・0名
- 3年:78名・0名
- 合計:235名・0名
インテリア
- 1年:17名・23名
- 2年:17名・23名
- 3年:17名・19名
- 合計:51名・65名
建築
- 1年:35名・5名
- 2年:34名・6名
- 3年:35名・3名
- 合計:104名・14名
画像工学
- 1年:19名・21名
- 2年:20名・19名
- 3年:24名・15名
- 合計:51名・65名
自動車工学
- 1年:39名・1名
- 2年:38名・0名
- 3年:40名・0名
- 合計:117名・1名
電子情報
- 1年:39名・1名
- 2年:38名・3名
- 3年:37名・2名
- 合計:114名・6名
進路・進学実績
就職をする割合が7割、進学が3割くらいになることが多いみたいです。
就職内定率は100%です。特定の会社とつながりがあるらしく、成績上位者は内定が取りやすいらしいです。