武蔵台高校についての詳細情報をまとめています。
目次
偏差値・内申点
偏差値41~61までと合格する人の幅が広すぎます。
不合格になる人も偏差値37~54と幅が広すぎます。
偏差値30台・内申が10台でも合格してしまう人がいる一方、偏差値50台、内申30台でも不合格になる人がいるみたいです。
内申10台で合格した人がいると聞いたときはさすがに驚きました。もしそれが事実だとしたら、スポーツ特待だと思います。
あまりにも合格者の偏差値に幅がありすぎるので数字を出しにくいのですが、偏差値51以上ある受験者で不合格になるのは15%未満です。
合格者の多くが内申点28~31です。27以下になると合格者が減るので、一応内申点で線引きはされているみたいです。
偏差値49以上、内申点28以上あれば合格の可能性が十分あると思って大丈夫でしょう。
私立の併願先は「九州産業高校」がかなり多いです。
次いで、「筑陽学園高校」「筑紫台高校」です。この地域では当然こうなると思います。
倍率は、ここ数年1.3~1.5倍に落ち着いているようです。
「2018年度入試の合否開示結果」で頂いた情報を掲載させてもらっています。
参考:福岡県高校入試情報
参考:福岡地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第5学区の過去の倍率
平成31年度の定員・実質倍率
平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。
- 入学定員 :400(400)人
- 合格内定 :56(58)人
- 一般合格枠 :344(342)人
- 一般受験者 :454(526)人
- 一般倍率 :1.32(1.54)倍
- 難易度 :かなり易化
定員400名に対し56名の内定者がいるので一般入試では344名が合格できます。
中間発表後、志願者が2名増え510名になりました。
一般入試は受験者510名から内定者を引いた454名が受験するので、実質倍率は1.32倍(不合格になるのは110名)です。
倍率が大幅に減ったことで昨年度よりもかなり合格しやすくなるはずです。
内申点が28以上あり、偏差値が安定して47以上取れる実力があれば合格できる可能性が高いと思います。
模試で偏差値45前後しか取れなかったとしても、今年はどうにかなる可能性が考えられます。
最後まであきらめずに頑張ってください。
合格最低点・ボーダー目安
2019年度入試は
平均点が180点のときは、165点前後
平均点が160点のときは、145点前後
内申点28
が目安になると思います。
対策
偏差値が50を超えている人であれば自分のやり方をそのまま貫いて勉強すればおそらく合格できると思います。
10年くらい前の私の教え子に入塾したとき(中3の4月)にbe動詞も分からなかった生徒がいました。
その子は最終的には合格できたので、努力をすればそのくらいの実力からでも合格は可能なはずです。
ただし、最近の武蔵台は以前よりも偏差値が低くなっていますが、倍率がそれなりに高いので一定の実力がなければ合格ができません。
どんなに遅くとも夏休みからは受験勉強を始めてください。
学校情報
九州で初めてユネスコスクールに認定されたみたいですが、生徒はほとんど関心を持っていないみたいです。
進学先は福大・久留米大学・九州産業大学が8割を占めます。公表されていないので元教え子から伝え聞いたことから、現役で西南に合格している人は延べ人数で20~30人程度みたいです。
悪い高校とは思いませんが、西南・福大進学を考えるなら筑紫中央、南区在住なら福翔・柏陵を選んだ方がいいかもしれません。入学時の偏差値が50以上ある生徒の割合を考えると、平成25(2013)年度以外の大学進学実績は低すぎます。
年8回、天拝山登山が行われています。私が高校生だった時もそうでしたが、今でも不評のようです。でも、卒業後は良い思い出になりそうですね。
年度によって全く雰囲気が異なるみたいです。ある年度はおとなしく、ある年度はヤンチャな人が多いとのことです。しかし、同学年の友達のつながりは良いと聞きくことが多いです。
ちなみに私の教え子は問題を起こして集団退学を食らいました。その後、私の塾に両親と一緒に相談に来てくれました。その時に高卒認定の存在を伝え(高卒認定のことを知らない人が意外と多いことに驚きました)、九産大に現役合格することができました。
高校を辞めて高卒認定で大学に進学をしようとしている人は、意地でも高校1年の単位は取っておきましょう。単位を取っているかいないかで天と地獄くらいの差があります。
すぐ隣に福岡農業高校があります。
校則は厳しくもなく緩くもないようです。普通にしていれば何も問題がないと思います。
他の高校同様、朝課外があります。しかし、元教え子から話を聞く限り勉強に関心のない生徒はただ座っているだけのようです。勉強をする人としない人が、二極化しているのだろうと思います。
何番位まで福大にいけるか
「武蔵台から福大に行くには上位どれくらいに入っておくべきか」という質問がされました。
普通に勉強をすれば不合格になる方が難しい高校に進学した子の多くは、大学入試がどれだけ厳しいものなのか最後まで気づくことができません。
「中学の時にあの程度の勉強で合格できたから福大なんか簡単だろう」と思っている子も多いはずです。
そのような子が高3になってから急に勉強を始めるわけもなく、ダラダラと夏休みを過ごし、直前期になって焦って手遅れ。
九産大にすら合格できないということも普通に起こっていると思います。
では、どれくらいの順位だったら福大合格の可能性があるか、ですが、
在校生数と国立・西南・福大合格者数からの推測になりますが、模試で上位100番くらいに入っていれば十分可能性があると思います。
ただ100番以内に入っていれば必ず合格できるかと尋ねられたら「大丈夫」とは断言できません。
模試で学年の半分以下の場合はかなり厳しい状況にいると思って間違いありません。
学年200位以下で合格したいと思っているのであれば、すぐに気持ちを入れ替え、西南・福大に合格するために的を絞って勉強をするべきだと思います。
部活
- バドミントン部
- ソフトテニス部
- ハンドボール部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- 弓道部
- 柔道部
- 剣道部
- 陸上部
- サッカー部
- 野球部
- 水泳・フリークライミング部
- 科学部
- 放送部
- 茶道部
- 華道部
- 書道部
- 美術部
- 吹奏楽部
- 写真部
- ESS部
- USA(ユネスコスクール)部
所在場所
「武蔵台高校」は福岡県筑紫野市天拝坂5丁目2ー1にあります。
アクセスはあまりよくないです。JR都府楼駅から歩いて15分くらいだと思います。立地上、平野・太宰府西・二日市中出身の生徒の割合が他の中学と比べて多いです。
在校生数
H30年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。
- 1年:201名・200名
- 2年:191名・205名
- 3年:185名・205名
- 合計:577名・610名
昨年度と比べると2年男子は5名減少、女子は1名増加、3年男子は2名減少、女子は4名減少しています。
H29年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。
- 1年:196名・204名
- 2年:187名・209名
- 3年:212名・184名
- 合計:595名・597名
合格実績
入学定員が40人少なく(環境コースを抜かせば80人も少ない)、しかも入学時の偏差値が低い柏陵高校のほうが西南・福大の合格実績が良いです。
10数年ほど年前に武蔵台を変えた校長が筑紫中央に移動して以来、沈むところまで沈んでしまっている感じがします(今の筑紫中央もその校長がいなくなったらしく下降気味とのことです)。
福大合格数も複数の学科を受けて重複合格しているから定員400名の中で実際に福大以上の大学に進学している人はどれくらいいるのか…とのことです。
進路実績を具体的な大学名をHP上に公表していないことが今の武蔵台を表していると思います。
令和3年度
福岡大学140名
西南学院大学46名
国公立9名
令和2年度
福岡大学184名合格
西南学院大学16名合格
国公立16名
平成30年度
平成29年度は4月に実績を更新していますが、30年度は7月29日になっても実績を公表していません。
平成29年度は重複合格者が多かったと武蔵台の生徒から聞いていますが、30年度は重複合格者もあまりいなかったのかもしれません。
29年度と比べられると困るから更新をしないのでしょうか?
平成29年度
- 国公立大学:13名
- 西南学院大学:57名
- 福岡大学:255名
平成28年度
- 国公立大学:18名
- 西南学院大学:49名
- 福岡大学:128名
平成27年度
- 国公立大学:15名
- 西南学院大学:47名
- 福岡大学:100名
平成26年度
- 国公立大学:18名
- 西南学院大学:60名
- 福岡大学:202名