検索結果から「私立高校の偏差値ってよくわからない」という疑問を持っている人が意外と多くいることがわかります。

そこで、私から見た「私立高校の偏差値」について書いておくことにしました。。

偏差値は当てにしなくてよい

このサイトで私立高校の偏差値を書いていないのはほとんどの場合参考にならないからです。

普通科特進クラス、看護科や国際系の学科以外はほぼ全入状態の私立高校が大半です。

偏差値55と表記されている高校でも、偏差値40台でも普通に合格してしまうことが多いです。

偏差値30台でも真面目なら、よほどのことがない限り合格の可能性が高いです。

偏差値や内申よりも、生活態度が合否を左右すると思ってください。

逆にその学校の一番ハイレベルなクラスだと、偏差値65と表記されていたとしても70で不合格になる可能性がないわけではありません(対策が必要ということ)。

他のサイトで偏差値60以上と表記されている、高校にある特進クラスを受験する場合は過去問を解いてしっかりと対策を取れば、特待合格ができるかどうかは別として偏差値50台後半でも普通に合格できるはずです。

もちろん、偏差値40台の子が大濠、筑紫女学園、西南を受験しても合格できるわけはないので、そこは勘違いしないようにしてください。

あくまでも、選ばなければ偏差値を気にしなくても合格ができるという意味です。

以下、県内の私立高校をまとめているので参考にしてください。

北九州地区
福岡地区
筑後地区
筑豊地区

合格実績

合格実績は全入状態であるということ考慮して見るべきです。

実績があり人気のある私立高校はトップ公立高校に不合格になってしまった偏差値60以上の子がたくさんあつまるので、合格実績が高く出るのは当然です。

逆に在校生数が400名だとしても、特進クラスの人数が40名しかいなければ目立った実績を出せないのは当然です。

大学合格実績を気にしている私立高校の特進かはそれなりの指導力を持った人が集まっているので、合格実績からでは実際の指導力を見ることはできないと思いましょう。

合格実績は、学校の指導力ではなく、入学時の生徒のもともとの学力が大きく影響するということが公立高校の合格実績をみれば分かります。

倍率が高く合格するには偏差値60前後必要だったときにものすごい合格実績を出していた高校が、倍率が急激に下がり偏差値50前後でも合格できてしまう状況になった年の合格実績が「本当に同じ高校なのか?」と思えるくらい下がっているところがあります。

結局は学校の指導力ではなく、入学した生徒がもともと大学に合格できる素質があるかないかが重要というわけです。

もちろん、公立高校の中には入学時の偏差値が低いのに「えっ、そんなに大学に合格させているの」と驚くくらいの実績を出しているところもあるので、指導力(学校の雰囲気)が全く無関係というわけでもありませんが。

私立を選ぶときは合格実績は重要な判断材料の一つかもしれませんが、それだけで決めてはいけません。

もし私が中学3年生で、高校3年間受験だけに注ぐ覚悟で私立特待に進学をするとすれば、学費が無料になる学力特待を手に入れるのに偏差値65以上が必要になるところではなく、偏差値55くらいで学力特待で合格できる高校を選ぶと思います。

ハイレベルすぎる高校だと学力特待に選ばれないかもしれませんし、授業についていけなくなっては元も子もないからです。

内申点よりも生活態度

授業妨害をしたり、補導歴があったりすると専願入試でも不合格になることがあります。

問題を起こす可能性の高い生徒には入学してもらいたくないからです。

推薦入試のある高校は、在籍している中学から許可をもらうことすらできず受験ができないでしょう。

ですので、偏差値30台で問題が全く解けない子でも多くの私立高校は合格できてしまいますが、素行不良の子はたとえ偏差値が40台後半だったとしても不合格になる可能性があると思ってください。

実は、10年ほど前までは私立専願で不合格になる人など絶対にいないと私は思っていました。

しかし、私の教え子が専願入試で工業系の学科を受けて不合格になったことをきっかけに調べてみると私立でも一定数が不合格になっていることを知りました。

その子は中学1・2年の時にいろいろと学校で問題を起こしていたらしく、それが影響していたとしか考えられません。

2018年度入試は、今まで以上に生活態度が合否に影響をすることが考えられます。

一部の生徒が原因で学校の評判が下がり、受験者数・入学者数が減ってしまうことを高校は避けたいからです。

現実

北九州市は受験日が異なり複数の高校を受験できることもあり九国など人気のある高校はまともな入試が行われていますが、福岡市内の私立高校は試験日が同じなので受験すればほぼ全員が合格してしまう全入状態です。

私立高校入試の現実」にも書いた通り、極端に言えばほとんどの私立高校では名前を書けば合格してしまうという現実があります。

学校で問題を起こしたり、補導歴などがない限り合格できてしまうのです。

私が高校を受けた時も私立は選ばなければ絶対に合格できるといわれていましたが、子どもの数が急激に減ってきているので私立高校は生徒獲得のためによほどのことがない限り合格せざるを得ない状況にあります。

このように書いても「本当に偏差値30でも大丈夫なの?」と思う方は多いと思います。

成績ではなく生活態度が合否に影響すると私が断言しているのは、私が実体験をしているからです。

私が高校受験生だった中学3年の時、フクト合格判定は柏陵E、母校E、第一高校がCという恐ろしい成績でした。

第一高校C判定は今のフクトでは偏差値31程度になることが多いので、当時の私の偏差値は30台だったことは間違いないと思います。

そのような学力しかない状況ですから、ほとんどの問題が分からず適当に答えを埋めたという記憶しか残っていません。

英語に関しては一問も分からず全問適当に記号を埋めたと記憶しています(当時の母校は少なくとも英語に関してはすべて記号問題だった)。

そんな私でも、合格ができてしまうのだから福岡市内の私立高校が学力で合否を判断しているとは到底思えません(学力で不合格になるのはごく一部です)。

参考:私の偏差値推移

通知表で1

学校によって選考基準が異なると思いますが、推薦・専願入試でない限り5段階評価は合否にほとんど影響しないと思ってかまいません。

しかし、1がある場合は微妙です。

通知表で1がある子を取らない私立高校は多いと思います。

普通に授業を受けていればよほどのことがない限り先生が生徒に1をつけることはないからです。

1のある生徒は大きな問題を起こす可能性になるので受け入れるのは高校側にかなりのリスクがあります。

ですので、1がある人は中学の先生から受験する高校が1でも合格させてくれる可能性があるかを聞いておきましょう。

不登校が原因でオール1の人も学校の先生に相談してください。