福岡県私立高校入試

福岡県内の私立高校の情報を以下の順でまとめています。

なお、平成31年度の入試については今の時期(4月中旬)には何もわかっていません。

どうしても気になる方は直接高校に問い合わせてみてください。

  1. 福岡県内の私立高校
  2. 合格発表・倍率・入試結果について
  3. 予想問題
  4. 雰囲気の良い高校
  5. お勧めの高校
  6. 特待制度について
  7. 授業料無償化について
  8. 推薦・専願入試について
  9. オープンキャンパスは行くべきか
  10. 私立高校の偏差値・合格実績について
  11. 内申書で1
  12. 内申書よりも生活態度
  13. 現実

公立高校の入試は「公立高校入試」を参考にしてください。

福岡県内の私立高校

地区ごとに私立高校の情報をまとめています。

学校法人なので、客観的データを載せること自体は問題がないはずですが、個人的意見を書くことは問題が出てくることも考えられます。

ですので、福岡受験情報局では私立高校に関しては個人的意見を載せることを基本的にしません。

「こういう情報も書いてもらいたい」という要望には応えることができません。ご理解ください。

その代わりに、高校を選ぶときの参考になることをこのページの下にいくつか書いています。

各高校の授業料等も書いていますが、高校により表記方法が異なります。全てを正確に表記している高校のほうが校納金が高くなってしまう傾向にあります。

そこで、このサイトではできる限り差が生じないように、修学旅行積立金・給付金による減額・他の高校と差がでてくるものを調整して書いています。

ですので、学校が募集要項などに記載している料金とは異なっていることもあります。そういうこともあるので、受験を考えている高校の料金については必ず各自で確認するようにしてください。

北九州地区
福岡地区
筑後地区
筑豊地区

合格発表・倍率・入試結果について

ほぼすべての私立高校は入試の結果を学校のサイト上で公表しません。

なので、受験者数が何人いて倍率がどれくらいなのかを調べることは難しいです。

もちろん、合格最低点も分かりません。

どうしても気になるのであれば、たぶん教えてくれないと思いますが、担任の先生に聞くか高校に直接連絡して聞いてみてください。

予想問題

私立の入試予想問題は過去問です。

例年同じような問題が出されるので、特進や大濠・西南・九国大などのトップレベルの高校を受験する場合は過去問を利用して対策を取る必要があります。

具体的に「●●がでる」というような予想をしてもらいたいという人も中に入るかもしれませんが、そんなことはできません。

とにかく過去問を利用してください。

過去5年分を徹底的に繰り返せば、それなりに点数を取れるようになるはずです。

ちなみに、私は20年近く塾講師をしていますが、今年(2018年度)初めて専願で私立高校を本気で目指す子の指導をしました(過去専願で私立を受けた子もいますが、その子たちとは状況が全然違う)。

その子には、受験する高校の過去問5年分を前期・後期・専願すべて2回ずつ行いました。

結果、かなりの高得点で合格を勝ち取ることができました。

もし、私立対策で何をすればいいか迷ったら、とにかく過去問をしてください。

問題はマークシートか

ほぼすべてが記号問題という高校はあるかもしれませんが、マークシートにしている私立高校はないはずです。

雰囲気の良い高校

ある人にとっては良いと思える高校でも、別の人には悪いと思えることもよくあります。

雰囲気になじめず、周りがすべて敵に見えてしまう人。

望まない私立に進学したことで、高校で行われるすべてのことにイライラしてしまう人。

中学の時には考えられないような理不尽だと思える指導に不満を持つ人。

勉強漬けの生活を強要されストレスが溜まる人。

どの高校に入ったとしても、良い先生・良い仲間もいるし、自分に合わない先生・嫌いな人もいます。

そのような中で高校生活を楽しみたいのであれば、自分の気持ちをどのように持つかにかかっています。

嫌だと思えば嫌になるし、楽しいと思えば楽しくなります。

嫌なところだけを見るのではなく、良いところを見ていけば、楽しい高校生活を送ることができるはずです。

お勧めの高校

上で書いたことと同じですが、人によって異なります。

進学実績を第一に考えている高校か、勉強が苦手な子に対して可能な限り手助けをしようとしている高校か、発達障害や不登校の子の受け入れを積極的に行っている高校か、受験勉強よりも社会に出たときに必要な能力を身に着けさせようとしている高校か、どのような高校を選ぶかは自分で決めましょう。

個人的には勉強が極端に苦手だったり、やる気がゼロの子は普通科に進学するのはやめておいた方がいいと思っています。

仮に受験生が多い人気私立高校の普通科に偏差値40前半で入学したところで、私のように高校で一発逆転ができる人はまれです。

高校でも勉強をせず、結果名前を書けば合格できる大学にしか進学できないのなら、初めから大学進学を考えずに自分の興味関心を見つけられるかもしれない学科・コースで学ぶ方が将来を考えてもいいと思います。

高校のHP

高校のHPには良いことしか書かれていません。

「HPに書いてあることと全く違う教育方針じゃん」と入学後に思うこともあるはずです。

しかし、それは当然なことです。

同じ学校でも学科やクラスによって雰囲気は違いますし、考え方の異なる先生が混ざっています。

仮にHPで書いてあることを実践しようとしても、すべての生徒にそれが実現できるわけではありません。

いろいろな生徒・先生が集まっているのが学校です。理想は理想であって現実とは異なることがあります。

また、一つの出来事が原因でその高校全部が否定されてしまうことがあるかもしれませんが、一部だけを切り取ってその高校を判断するのはもったいないです。

勧めたくない高校はあるか

私の塾に入塾する生徒は勉強をやる姿勢のある子が集まるので、絶対に行かせたくないと思う高校がいくつかあります。

しかし、仮に勉強に興味のない生徒を受け持っているとするなら、私が今絶対に行かせたくないと思っている高校をその子に勧める可能性もあります。

上でも書いた通り、偏差値が高く生徒の多くが大学進学を目指す高校、偏差値は高くないが大学進学を目指そうとしている高校、受験勉強以外のことを生徒に身につけさせようとしている高校では教育方法が異なります。

だから、同じようなことを繰り返しますが、どこを勧めるかは人によって異なります。

たとえば、私が3回目の大学に在籍していた時、教員免許を取るために某高校に教育実習にいった先輩がいました。

その高校で「生徒が寝ていてもそれを起こす必要はない」と言われ、実際に生徒のほとんどが授業を聞いていないといっていました。

そのような高校が良いと思う人はそのような高校を選べばいいですし、そう思わない人は選ばなければいいだけです。

自分が受験しようとしている高校がどのような方針なのかは中学校の先生に聞けばある程度は分かるはずなので、気になる人は先生に聞いてみてください。

参考:大学進学を考えている中学生の高校の選び方

特待制度について

私立のほとんどの高校に学力特待制度があります。

学力特待制度は入学金・施設充実費(学校によって名称が異なりますが入学時に必要となる12万~20万程度必要な費用)、毎月支払う授業料・教育充実費相当費が給付されます。

学校によっては専願入試で受験するほうが特待制度に選ばれやすいところもあるみたいです。

修学旅行積立金や校友会費、後援会費などは給付対象になっていないところが多いですが、中にはそれらを含めてすべて免除されるところもあります。

また、特待制度に選ばれれば授業料相当額が給付されるだけでなく、それ以外に一時給付金や毎月お金が給付されるところも、数は少ないですがあります。

授業料無償化について

福岡県の授業料軽減・保護者負担軽減と国の就学支援金を受けることができる場合があります。

以下、全日制に進学することを前提に書いています。

保護者負担軽減

福岡県から全世帯に保護者負担軽減(500円)の支援があります。

授業料軽減

世帯収入によって福岡県の授業料軽減(9,900円)を受けられる場合があります。

就学援助受給世帯・児童扶養手当受給世帯(一定の支給額以上)などの生活基準要件がありますが、それらに該当しない場合、年収が250万~350万円以下の世帯収入であれば支援を受けられる可能性があると言われています。

就学支援金

一応の目安は以下の通りです

  • 年収250万円未満程度  :24,750円
  • 年収250~350万円程度:19,800円
  • 年収350~590万円程度:14,850円
  • 年収910万未満程度   :  9,900円

実際は年収ではなく、市町村民税(県民税ではない)の所得割合いで支援額が決まります。

所得割合いを把握している人はあまりいないと思うので、上の年収を参考におおよその判断をしてください。

なお、上の年収は高校生1人・中学生1人、2人の兄弟姉妹がいるという前提で数字を出しているみたいです。兄弟が多い場合や家庭状況によっては年収が910万円を超えていても対象になる可能性があるはずです。

支援金については普通の人にはわかりにくいと思うので、学校で説明を受けると思いますが、それでもよく分からない人は県に問い合わせるなどして確認したほうが早いと思います。

支援総額

上記3つは合わせて受けることができるので、最大で月額35,150円の授業料等の減額ができます。年間にして421,800円です。

そこまでの減額を受けられる人は少ないかもしれませんが、多くの世帯が少なくとも年間124,800円の減額は受けられると思います。

申請をしなければこれらの支援は受けられません。絶対に申請をしてください。

なお、支援は現金給付ではなく授業料等と相殺されます。支援額がが授業料等より多くなったとしてもお金がもらえるわけではありません。

推薦・専願入試について

2018年(H30)1月23日火曜日にすべての私立高校で行われます。

基本的に、専願入試は希望の学科・コースに合格したら絶対に入学をしなければなりませんが、推薦入試は入学しなくても大丈夫なところが多いみたいです。

専願試験の点数

「私立高校の専願当日の試験はあまり関係ないのか?」と思う方もいると思います。

大濠・西南・筑女など一定のレベルのある高校を除き、専願入試の合否は成績以外のことが大きく影響していると思ってください。

私が高校受験をしたのは何十年も前ですが、当時でさえ偏差値が50を下回る私立高校は不合格になることは珍しかったです。

実際に私は母校の入試問題をほとんど解くことができず、ほぼ適当に記号を付けただけですが(英語に関しては全問適当に記号を埋めた)合格できました。

参考:推薦入試で高校に合格するリスク

オープンキャンパスは行くべきか

学校の雰囲気などまったく気にしない人は行く必要はありません。気になる人は行ってください。

仮にオープンキャンパスに行ったとしても、その学校の雰囲気を完全に把握するのは難しいです。

オープンキャンパスでは学校の良いところだけをアピールするので、現実を知ることはできないからです。

また、高校に対するイメージは入学してから出会った友達が影響します。

入学した高校が自分に合っているかどうかが分かるのは、実際に入学してみてそこで出会った友達との関係で大きく変わると思ってください。

ただ、オープンキャンパスの時点で嫌なイメージを持ったら、入学後もそのイメージを引きずる可能性が高いです。

その高校を選ばない方がいいでしょう。

場所を全く知らない場合

志望校の場所を全く知らない場合、通学にどれくらい時間がかかるのかを知るためにも行くべきだと思います。

試験当日初めてその学校に行き、そこで初めて通学が不便ということを知っても後の祭りです。

「あ~、これ3年も通うことになるんか?結構つらいな。」とならないようにしてください。

前日の下見は

中学校の先生は必ず行くように言うと思いますが、何度もその高校に見学に行っているなら行く必要はありません。

不安な人だけが下見をしてください。

専願受験の場合、他の生徒が授業を受けているときに前日見学をさせることになるので、同じ高校を受験する生徒を強制的に一緒に見学に行かせるかもしれません。

そのときは、行くしかないでしょう。

私立高校の偏差値・合格実績について

公立高校以上に私立高校の偏差値はあてになりません。

普通科特進クラス、看護科や国際系の学科以外はほぼ全入状態の私立高校が大半です。

偏差値55と表記されている高校でも、偏差値40台でも普通に合格してしまうことが多いです。

偏差値30台でも真面目なら合格の可能性が高いです。偏差値や内申よりも、生活態度が合否を左右すると思ってください。

逆にその学校の一番ハイレベルなクラスだと、偏差値65と表記されていたとしても70で不合格になることもあります。

また、合格実績は全入状態であるということ考慮して見るべきです。

仮に在校生数が400名だとしても、特進クラスの人数が40名しかいなければ目立った実績を出せないのは当然です。

私立高校の合格実績は特進の定員をもとに考えるようにしてください。

通知表で1

学校によって選考基準が異なると思いますが、推薦・専願入試でない限り5段階評価は合否にほとんど影響しないと思ってかまいません。

しかし、1がある場合は微妙です。

普通に授業を受けていればよほどのことがない限り先生が生徒に1をつけることはないからです。

1のある生徒は大きな問題を起こす可能性になるので受け入れるのは高校側にかなりのリスクがあります。

ですので、1がある人は中学の先生から受験する高校が1でも合格させてくれる可能性があるかを聞いておきましょう。

不登校が原因でオール1の人も学校の先生に相談してください。

内申点よりも生活態度

授業妨害をしたり、補導歴があったりすると専願入試でも不合格になることがあります。問題を起こす可能性の高い生徒には入学してもらいたくないからです。

推薦入試のある高校は、在籍している中学から許可をもらうことすらできず受験ができないでしょう。

ですので、偏差値30台で問題が全く解けない子でも多くの私立高校は合格できてしまいますが、素行不良の子はたとえ偏差値が40台後半だったとしても不合格になる可能性があると思ってください。

実は、10年ほど前までは私立専願で不合格になる人など絶対にいないと私は思っていました。

しかし、私の教え子が専願入試で工業系の学科を受けて不合格になったことをきっかけに調べてみると私立でも一定数が不合格になっていることを知りました。

その子は中学1・2年の時にいろいろと学校で問題を起こしていたらしく、それが影響していたとしか考えられません。

2018年度入試は、今まで以上に生活態度が合否に影響をすることが考えられます。

一部の生徒が原因で学校の評判が下がり、受験者数・入学者数が減ってしまうことを高校は避けたいからです。

現実

北九州市は受験日が異なり複数の高校を受験できることもあり九国など人気のある高校はまともな入試が行われていますが、福岡市内の私立高校は試験日が同じなので受験すればほぼ全員が合格してしまう全入状態です。

極端に言えば名前を書けば合格してしまうという現実があります。学校で問題を起こしたり、補導歴などがない限り合格できてしまうのです。

私が高校を受けた時も私立は選ばなければ絶対に合格できるといわれていましたが、子どもの数が急激に減ってきているので私立高校は生徒獲得のためによほどのことがない限り合格せざるを得ない状況にあります。

偏差値30でも本当に大丈夫?

成績ではなく生活態度が合否に影響すると私が断言しているのは、私が実体験をしているからです。

私が高校受験生だった中学3年の時、フクト合格判定は柏陵E、母校E、第一高校がCという恐ろしい成績でした。

第一高校C判定は今のフクトでは偏差値31程度になることが多いので、当時の私の偏差値は30台だったことは間違いないと思います。

そのような学力しかない状況ですから、ほとんどの問題が分からず適当に答えを埋めたという記憶しか残っていません。

英語に関しては一問も分からず全問適当に記号を埋めたと記憶しています(当時の母校は少なくとも英語に関してはすべて記号問題だった)。

そんな私でも、合格ができてしまうのだから福岡市内の私立高校が学力で合否を判断しているとは到底思えません(学力で不合格になるのはごく一部です)。

参考:私の偏差値推移