福岡県内にある短期大学の一覧です。

各短期大学の最新詳細情報は「福岡県内の短期大学情報」(別サイト)を参考にしてください。

短大が不人気になった理由

大学で学べることをしっかりと調べる

  1. 短期大学に進学する人の保育士・栄養士・看護師などになることが最終目標
  2. 専門学校のように実践的なことを学び、社会人として即戦力になりたい
  3. 芸術・ファッションを学びたい
  4. 高卒で就職はできないので大学に進学したいが金銭的に短大を選ばざるを得ない

人によって短大進学を考えている理由は異なると思います。

短期大学は4年制大学と比較するとより実践的専門的なことを学びます。

自分が選んだ学科が自分の将来に直結する割合が4年制大学よりも高くなります。

「高卒だと就職が難しいからとりあえず短大に入っておこう」何も考えずに進学するのはやめてください。

「どこでもいいからとにかく進学できればいい」という考えだとすれば最悪です。

高校の先生が勧めるまま、「なんとなく面白そうかな」程度で選んでもダメです。

短大は進学した学科が自分の進路を決めてしまうこともあるからです。

4年制大学のように大学に入ってから自分がやりたいことを探すという猶予がないのです。

入学をする前に自分で短大のことをしっかりと調べて後悔しないようにしてください。

短期大学は特待制度が充実している(取得しやすい)ところが多いので金銭的な部分もしっかりと確認してください。

学生募集停止

短期大学」でも触れているように、短期大学は統廃合が進んでいます。

県内では2005年に「九州電機短期大学」が募集停止をしました。

最近では、2017年に募集停止をした「東海大学福岡短期大学」は2018年3月に閉校しました。

他にもあったような気がするのですが、思い出せません。

福岡市内にある短期大学はそれなりの定員を確保することができていますが、市内から遠いところにある短大が2030年まで存続できるかどうかは微妙なところだと思います。

市内にある短大の立地的魅力にかなうほど特徴があり、そこでしか学べない何かがあるなら話は変わりますが、変化を嫌う短大、特色を示すことができない短大は廃止に追い込まれるはずです。

欧米諸国と異なり、社会人が大学で学ぶことは今の日本では考えられないので社会人学生を増やすことは考えられません。

学生数を確保するには海外留学生に頼らざるを得なくなっていますが、立地が悪ければそれすら難しいです。

ちなみに欧米諸国で大学で学びなおす人が多いのは勉強をしたいからではなく就職をするために必要だという面もあるみたいです。

日本の就職システムと異なり、それなりの起業に就職するには即戦力になりうる人しか採用されないという完全能力主義の弊害なのかもしれません。

4年制大に改組した短大

「西南学院大学文学部児童教育科」の設置により「西南学院大学短期大学部」は1974年に募集停止。

「久留米工業大学」の設置により「久留米工業学園短期大学」は1976年に募集停止。

「福岡県立大学」の設置により「福岡県社会保育短期大学」は1992年に募集停止。

「産業医科大学産業保健学部」の設置により「産業医科大学医療技術短期大学」は1995年に募集停止。

「九州情報大学」の設置により「麻生福岡短期大学」は1998年に募集停止。

「九州大学医学部保健学科」の設置により「九州大学医療技術短期大学部」は2003年に募集停止。

「帝京大学福岡医療技術学部」の設置により「帝京大学福岡短期大学」は2004年に募集停止。

「聖マリア学院大学」の設置により「聖マリア学院短期大学」は2006年に募集停止。

以上、ウィキペディアを参考にしました。