八女工業高校についての詳細情報をまとめています。
目次
偏差値・内申点
八女工業は倍率が受験年度によって大きく変動します。下の偏差値は倍率が高いときを想定しています。
倍率によっては偏差値40台でも普通に合格している人もいます。倍率が1.5倍を超えたときは、どの学科も偏差値50以上なければ合格は難しいと思ってください。
電子機械科の倍率は例年1.1~1.7倍。偏差値51、内申30が受験目安。
自動車科の倍率は例年1.2~1.7倍。偏差値50、内申30が受験目安。1番入りやすい。
電気科の倍率は例年0.9~1.5倍。偏差値51、内申30が受験目安。
情報技術科の倍率は例年1.4~1.8倍。偏差値53、内申32が受験目安。2番目に難しい。
工業化学科の倍率は1.1~1.5倍。偏差値50、内申30が受験目安。2番目に入りやすい。
土木科の倍率は例年1.4~2倍。偏差値53、内申32が受験目安。1番難しい。
参考:福岡県高校入試情報
参考:筑後地区の公立高校偏差値一覧
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:筑後地区の工業・商業系公立高校の過去の倍率
平成31年度の定員・実質倍率
平成31年度の志願状況は以下の通りです(カッコ内は昨年度)。
電子機械科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :12(11)人
- 一般合格枠 :28(29)人
- 一般受験者 :37(34)人
- 一般実質倍率:1.32(1.17)倍
- 難易度昨年比:難化
定員40名に対し12名の内定者がいるので一般入試では28名が合格できます。
中間発表後、志願者が3名減り49名になりました。
一般入試は志願者49名から内定者を引いた37名が受験予定なので、実質倍率は1.32倍(不合格になるのは9名)です。
昨年度よりは合格するのは難しくなるかもしれませんが、不合格者が9名しか出ないので過去の受験者層を考えると偏差値40台後半くらいあればギリギリ合格ができるかもしれません。
平均点が160点であれば165点前後が目安になると思います。
自動車科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :3(11)人
- 一般合格枠 :37(29)人
- 一般受験者 :48(32)人
- 一般実質倍率:1.30(1.10)倍
- 難易度昨年比:難化
定員40名に対し3名の内定者がいるので一般入試では37名が合格できます。
中間発表後、志願者が9名増え51名になりました。
一般入試は志願者51名から内定者を引いた48名が受験予定なので、実質倍率は1.30倍(不合格になるのは9名)です。
変更前は名目倍率が1.05倍でしたが、変更後に9名増え1.28倍になりました。
この倍率だと偏差値50以上を安定して取れていれば合格の可能性は十分出てくるとおみます。
平均点が160点であれば160点前後が目安になると思います。
電気科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :13(11)人
- 一般合格枠 :27(29)人
- 一般受験者 :38(43)人
- 一般実質倍率:1.41(1.48)倍
- 難易度昨年比:同じ
定員40名に対し13名の内定者がいるので一般入試では27名が合格できます。
中間発表後、志願者が2人増え51名になりました。
一般入試は志願者51名から内定者を引いた38名が受験予定なので、実質倍率は1.41倍(不合格になるのは11名)です。
本年度は偏差値50以上を安定してとれている実力がなければ合格は難しいと思います。
平均点が160点であれば165点前後が目安になると思います。
情報技術科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :10(11)人
- 一般合格枠 :30(29)人
- 一般受験者 :50(59)人
- 一般実質倍率:1.66(2.03)倍
- 難易度昨年比:易化
定員40名に対し10名の内定者がいるので一般入試では30名が合格できます。
中間発表後、志願者が2人減り60名になりました。
一般入試は志願者60名から内定者を引いた50名が受験予定なので、実質倍率は1.66倍(不合格になるのは20名)です。
今回の倍率を考えると偏差値53前後なければ合格は難しくなると思います。
昨年度は実質倍率が2.03で数字上は不合格者が30名でしたが、それを考えると合格しやすくはなったはずです。
とはいっても、情報技術科の受験者レベルを考えると偏差値52以上を安定して取れていなければ合格は難しいと思います。
平均点が160点であれば175点前後が目安になると思います。
工業化学科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :13(6)人
- 一般合格枠 :27(34)人
- 一般受験者 :36(49)人
- 一般実質倍率:1.33(1.44)倍
- 難易度 :同じ
定員40名に対し13名の内定者がいるので一般入試では27名が合格できます。
中間発表後、志願者が3人減り49名になりました。
一般入試は志願者49名から内定者を引いた36名が受験予定なので、実質倍率は1.33倍(不合格になるのは9名)です。
工業化学科でこの倍率であれば偏差値48くらいでも合格の可能性が出てくるかもしれません。
平均点が160点であれば155点前後が目安になると思います。
土木科
- 入学定員 :40(40)人
- 合格内定 :10(10)人
- 一般合格枠 :30(30)人
- 一般受験者 :44(42)人
- 一般実質倍率:1.47(1.40)倍
- 難易度 :同じ
定員40名に対し10名の内定者がいるので一般入試では30名が合格できます。
中間発表後に志願者が7名減り54名になりました。
一般入試は志願者54名から内定者を引いた44名が受験予定なので、実質倍率は1.47倍(不合格になるのは11名)です。
昨年度とほぼ同じ志願者数になったので受験者層が大きく変わらなければ偏差値50以上を安定して取れていれば合格の可能性は十分あるはずです。
平均点が160点であれば160点前後が目安になると思います。
学校情報
学校情報について書いておきます。
退学者数
私立高校の工業化は学校によっても異なりますが1年の夏休みまでに1割近くやめるところもあります。
しかし、八女工業高校は工業化の中でも合格するのが難しく、中学の時にしっかりと勉強をしたことのある人が多く入学するのでしょう。退学者はほとんど出ないようです。
ロボット競技大会
H29年に、電子機械研究部の3チームが出場し、2チームが全国大会に出場決定したみたいです。
高校生ものづくりコンテスト
自動車整備部門と電気工事部門の2部門で(2名)全国大会に出場する生徒がいるみたいです。
部活
加入率が97%を超えているみたいです。
陸上競技部が全国レベルみたいです。
- 陸上
- 野球
- 柔道
- 剣道
- 弓道
- 山岳
- 水泳
- 空手道
- テニス
- ソフトテニス
- ラグビー
- バレーボール
- サッカー部
- バスケット部
- バドミントン部
- 電気機械研究部
- 自動車研究部
- 伝記研究部
- 情報技術部
- 土木研究部
- 工業化学研究部
- 吹奏楽
- 書道
- 美術
- 茶華道
- 総合文化
- ボランティア同好会
所在場所
「八女工業高校」は福岡県筑後市羽犬塚301−4にあります。大牟田線大善寺駅からバスで15分、犬塚駅から自転車で13分らしいので、電車通学をするとなるとかなりアクセスしにくいと思います。
在校生数
H29年5月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。
電気機械科
- 1年:38名・2名
- 2年:38名・1名
- 3年:39名・1名
- 合計:115名・4名
自動車科
- 1年:39名・1名
- 2年:40名・0名
- 3年:39名・1名
- 合計:118名・2名
電気科
- 1年:40名・0名
- 2年:39名・1名
- 3年:38名・2名
- 合計:117名・3名
情報技術科
- 1年:26名・14名
- 2年:27名・13名
- 3年:29名・11名
- 合計:82名・38名
工業化学科
- 1年:20名・20名
- 2年:25名・15名
- 3年:28名・10名
- 合計:73名・45名
土木科
- 1年:34名・6名
- 2年:34名・6名
- 3年:31名・9名
- 合計:99名・21名
進路・就職実績
進学2割、就職8割になるみたいです。
真面目に高校生活を送っていればほぼ確実に就職ができるはずです。