偏差値・合格最低点など、西南学院大学を受験する人が知っておいた方がいいことをまとめています。
2021年2月22日今日合格発表がありました。
西南学院大学の基本情報は「西南学院大学情報」を参考にしてください。
また、これからの受験生は「合格最低点について(私立大学難化)」も参考にしてください。
参考:文学部・国際文化学部
参考:人間科学部
参考:商学部・経済学部・法学部
目次
偏差値・倍率(2018年2月)
学科 | 募集枠 | 志願者 | 進研 | 河合 |
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英文 | 65(75)名 | 743(790)名 | 61 | 52.5 |
英語 | 63(69)名 | 681(717)名 | 64 | 55.0 |
フラ | 28(32)名 | 353(294)名 | 60 | 50.0 |
商 | 98(99)名 | 1816(1561)名 | 59 | 47.5 |
経営 | 98(99)名 | 1289(1319)名 | 59 | 50.0 |
経済 | 128(143)名 | 1661(2025)名 | 59 | 52.5 |
国経 | 56(68)名 | 738(811)名 | 59 | 50.0 |
法律 | 190202)名 | 1639(1792)名 | 60 | 52.5 |
国法 | 42(51)名 | 499(520)名 | 60 | 52.5 |
児童 | 60名 | 827(816)名 | 60 | 50.0 |
福祉 | 55名 | 784(759)名 | 55 | 47.5 |
心理 | 64(65)名 | 887(883)名 | 60 | 47.5 |
国文 | 95(106)名 | 1205(1245)名 | 62 | 52.5 |
河合塾の偏差値では経済学科の偏差値が2.5上がり、商学科・社会福祉・心理学科は2.5下がりました。
進研模試では全体的に偏差値が下がった学科のほうが多かったです。
偏差値だけを見れば商学科・心理・社会福祉が前年よりも合格しやすくなったみたいです。
志願者数は全体的に減っていますが、一般入試の募集人員が減ったところも多く、それを考えると逆に合格するのが難しくなる可能性もあります。
難易度が高かろうが低かろうが、受験生がやるべきことに変わりはありません。
志願状況を見てショックを受けた人もいると思いますが、どれだけ難易度が高くなったからと言ってもセンター利用より簡単なことは間違いないです。
とにかく今はやるべきことをやるだけです。
以下、特に昨年度と難易度が変化すると予想されるところを挙げておきます。
英文学科
英文学科は推薦入試で合格した人が51名もいます。
昨年度の推薦合格者は30名だったので大幅増です。
これに加え募集人員も昨年度よりも10名減っているので、一般入試の合格人数を相当絞ってくることが予想されます。
本年度は偏差値以上に難しい入試になる可能性が高いです。
フランス語
募集人員が5名減ったことに加え、志願者が294名から353名になりました。合格者数は100名前後になるはずなので、昨年度の2.7倍よりはほぼ確実に倍率があがります。
商学科
募集人員は1名しか減っていませんが志願者が255名も増えています。
合格は昨年度よりも難しくなることが予想されます。
心理学科
推薦入試で46名が合格しています。
昨年度は26名だったので大幅増です。
この数字はそのまま一般前期の合格者数に影響する可能性が高いです。
受験者数は変わりませんが、合格者数は昨年の244名以下になる可能性が高いです。
合格最低点
学部によって合格最低点が異なりますが過去問で180点以上取れていればどこかの学部に引っかかる可能性が十分あると思っていいです。普段の勉強では200点を目標に勉強をするようにしましょう。
合格者は4月の時点でセンターレベルの問題で4割5分取っています。12月の時点で6割5分になります。4月の時点で4割程度しか取れなくても気にする必要はありません。
センター前期は確実に国立が第一志望の人のためのものです。西南が第一志望の人はセンター前期で合格することは考えず、一般入試で合格することだけを考えてください。
センター併用は実質的に2科目で受験ができます。「英語と選択科目が8割以上取れるけれど、国語が5割くらいしか取れない」というような人にものすごく有利になります。
逆に英語・選択科目・国語も7割弱しか取れない場合は合格が難しくなります。2科目がとびぬけてよい人以外は併用で受験するのは避けましょう。
センター併用を利用しようと思っている人は学科によって利用できる科目が異なるので必ず確認しておきましょう。入試直前に自分の得意科目では受験できないということに気づいても遅いです。
西南学院大学は学生充足率がかなり微妙なところにあります。
2017年度の一般入試がかなり難化しましたが、2018年度も同じくらいの難易度になることが予想されます。
入試傾向
「今年の一般入試の傾向はどうなの」というようなことを悩む人がいます。
不安になる気持ちは分かります。
しかし、よく考えてください。
そんなこと誰にも分かるわけがありません。
仮にわかったとすれば、入試問題が漏洩したとして問題になってしまいます。
やれることは、過去問を複数年解いて、どのような問題が出るかをある程度予測することくらいです。
過去出題されていたが、ここ1・2年で出題されなくなったものが再び出されることは十分考えられます。
入試直前期にやるべきこと
基本的に、選択科目で数学を取っている人以外は選択科目の勉強に力を入れるべきです。
暗記科目である選択科目は残された時間が1週間だったとしても点数を伸ばすことが可能です。過去問を解いて「この部分に穴があるな」と思った箇所を参考書で徹底復習してください。
英語・国語・数学は短期間で成績が伸びる科目ではありません。選択科目で8割以上を確実に取れる自信がある人を除き、最小限の勉強時間に抑えてください。
参考:直前期にやること
直前期なのに合格ラインに達さない
現役生の多くは入試直前1ヵ月でも過去問で合格ラインに達することはないと思います。私も現役の時合格最低点を超えたことは1度もなかったです。合格最低点どころか、5割もとれなかったので絶対に合格はできないだろうと思っていたほどです。
現役で合格する人の中に99%合格する自信をもって受験をする人は1割もいないと思います。合格者の多くは「結果合格はできたけれど、絶対に合格できないと思った」と思っているはずです。
ですので、合格ラインに達さないからといって諦める必要はありません。
合格することを信じて最後まで頑張ってください。
平均値調整法
選択科目は平均値調整法による点数調整が行われています。ですので、問題を解いて、「普段より確実に難しい」と思えたら「調整があるはずだ」と思ってください。そう思えば、多少できなくても他の科目への悪影響を少しは抑えられるはずです。
以下西南HPより引用
本学では選択科目として、日本史B、世界史B、政治・経済、地理B、数学の5科目を提供していますが、採点の結果、各試験日において選択科目の総平均点と各科目ごとの平均点とに一定以上の較差が生じた場合は、出題の段階で科目間に難易差があったものと判断し、受験生の不利にならないよう得点調整を行っています。調整は試験日単位で行われ、その方法には以下の平均値補正法を用いています。
どのくらいの較差で得点調整を行うのかは分かりませんが。受験者平均点が10点以上の差が生じることはほとんどありません。ですので、調整が行われることはあまりないと私は推測しています。