小倉高校についての詳細情報をまとめています。

偏差値・内申点

倍率にもよりますが偏差値65以上だった人の合格率はかなり高くなっています。

61~64の間だと合格率が50%前後になっています。

62以下で受験した人だけを見ると25%前後になります。

57~59の人は2%程度しか合格ができていないです(おそらく推薦入試で合格しているはずです)。

これらを考えると偏差値63が受験するかワンランク下げるかの目安になると思います。

合格者の大半が内申点40以上です。

偏差値65、内申が36・37でも合格している人がいる一方、偏差値65、内申が44・45でも不合格になっている人がいます。

これらを考えると、内申点はそこまで重視されていない学校だと思われます。

倍率は1.4倍前後になることが多いです。

トップ合格者の私立併願先はほとんどが「九州国際大学付属高校」の難関です。

九国の難関に不合格になっても小倉には合格している人、合格しているのに小倉に不合格になっている人がいます。

しかし、難関に不合格になった人が小倉に不合格になる人のほうが目立つような気がしなくもありません。

ですので、とりあえずの目安として九国の難関に合格できるかどうかを目安にしてもいいかもしれません。

いずれにしろ、つねに偏差値65以上をキープしているのであれば小倉に合格できる力を十分持っています。

2018年度入試の合否開示結果」で頂いた情報を掲載させてもらっています。

参考:福岡県高校入試情報
参考:北九州地区の公立高校偏差値一覧
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第2学区の過去の倍率

平成31年度の定員・実質倍率

平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。

  • 入学定員  :280(320)人
  • 合格内定  :32(33)人
  • 一般合格枠 :248(287)人
  • 一般受験者 :417(386)人
  • 一般倍率  :1.68(1.34)倍
  • 難易度昨年比:超難化

定員280名に対し32名の内定者がいるので一般入試では248名が合格できます。

中間発表後、志願者が9人減り449名になりました。

一般入試は受験者449名から内定者を引いた417名が受験するので、実質倍率は1.68倍(不合格になるのは99名)です。

昨年度は不合格になるのは99名でしたが、本年度は169名で70名も増えています。

小倉高校のようなトップレベル校でこの倍率になると、偏差値60代前半では合格するのは相当厳しくなることが予想されます。。

合格最低点・ボーダー目安

2019年度は

平均点が180点であれば250点前後

平均点が160点であれば230点前後

内申点は40

くらいが目安になると思います。

今年は倍率が急に高くなっているので、220点台前半では合格は厳しくなると思われます。

内申書も今までより合否に与える影響が若干高まる可能性も考えられます。

対策

67以上の人の中には、公立高校の問題を簡単だと舐め、細かいところに注意を払わず自滅するタイプが一定数いるはずです。

小倉高校が第一希望で且つ合格する実力をすでに持っている人は、新しいことを覚えようとせずに、過去問を利用して自分が普段やってしまうミスを確認することに徹してください。

1点・2点で合否が分かれるトップレベル校はつまらないケアレスミスが命取りになります。

実際に偏差値65・6くらいでも合格している人がいる一方、偏差値70台でも不合格になっている人がたくさんいます。

学校情報

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されています。

部活

特徴のある部活だけを上げておきます。

  • ディベート部
  • 考古学部
  • 将棋部
  • 演劇部

演劇部は多くの高校で見られますが実際は活動がされていないこともあります。しかし、倉高校は「高文連演劇部門北九州地区大会」で優秀賞をもらっているようなので、活動しているみたいです。

将棋部も全国大会に出場できるくらいの実力者がいるみたいです。

ディベート部の活動記録が学校のHPでは見られませんでしたが、トップレベル校は弁論・ディベート部の活動が目立つので、しっかりと活動していると思います。知っている方がいたら教えてください。

所在場所

小倉高校」は福岡県北九州市小倉北区愛宕2丁目8-1にあります。JR「西小倉駅」から徒歩15分程度のようです。

在校生数

H30年7月11日現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。

  • 1年:173名・147名
  • 2年:147名・172名
  • 3年:174名・139名
  • 合計:494名・458

H29年5月現在は以下

  • 1年:150名・173名
  • 2年:175名・142名
  • 3年:188名・131名
  • 合計:513名・446

合格実績

大学の合格実績をまとめています。

国立大学

現役で難関国立大学に合格している人数を見ると、H29年の結果は文句なしです。しかし、H28年の結果は微妙です。この差は何なのでしょうか。

合格実績は福岡地区のトップレベル校よりも若干見劣りをする気もしますが、入学定員が320名と少ないことを考えれば仕方がないのかもしれません。

H30年は28年よりも下がりました。

大学名九州大学東京大学京都大学大阪大学北海道大学東北大学九州工業大学福岡教育大学福岡女子大学北九州市立熊本大学長崎大学佐賀大学大分大学鹿児島大学宮崎大学国立合計公立合計国公立合計
R242(8)5(1)109(5)2019(5)6(2)2(1)11(2)15(3)14(2)4(1)8(5)9(3)2194(49)35(6)229(55)
R16635502198317816475020836244
H3053(8)34(1)9(4)1(1)1(1)26(6)7(2)113(3)6(1)10(2)4(1)7(3)6(2)1186(43)28(9)214(52)
H2952(12)8(5)4(3)1(1)01(1)28(5)9(1)414(1)21(5)14(2)10(2)6(3)11(1)4(2)245(61)34(5)279(66)
H2863(18)3(1)5(4)3(1)0021(5)409(1)20(3)16(5)9(3)2(2)51211(60)17(1)228(61)

私立大学

私立大学の合格者数を見る限り、生徒の大半が国立一本に絞って勉強をしていることが分かります。

大学名西南学院大学福岡大学中村学園大学九州産業大学久留米大学立命館APU早稲田大学慶応大学上智大学明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学同志社大学立命館大学関西学院大学関西大学
R244(7)52(17)4(1)6(1)7(2)4(1)6(1)8(1)010(5)4314(4)522(8)55(24)17(2)12(3)
R1563904516902070126192796
H3036(19)35(14)102(2)2(2)5(2)8(1)06(1)109(5)5(5)23(12)21(8)73(1)
H2939(4)52(13)417(5)016(10)6(4)06(5)04(4)4(1)5(5)25(12)38(19)9(1)4(4)
H2815(7)33(1)0011(1)7(3)7(3)18(3)2(1)46(2)4(2)28(13)53(29)17(5)10(4)