真颯館高校に関連する内容を簡単にまとめました。 

他の北九州地区私立高校については以下のページを参考にしてください。

参考:北九州地区の私立高校

 

偏差値・合格難易度

複数の学科がありますが、美術科を除き合格難易度が変わるということはないと思います。

受験生の大半が偏差値50未満で、30台の人も多く受験しています。

数名が不合格になっているみたいですが、その理由は学力以外のところにあると思います。

私立の併願先は「豊国学園高校」が一番多いみたいです。その次に「常磐高校」「東筑紫学園高校」目立ちます。

公立は「小倉工業高校」「小倉商業高校」「戸畑工業高校」「苅田工業高校」などの工業系の高校が大半です。

入試情報(受験料・定員等)

入試関連の情報をまとめています。

定員(合計240名)

  • 機械電気:40名
  • 情報技術:40名
  • 調理科 :40名
  • 自動車科:40名
  • 建築科 :40名
  • 普通科 :40名

普通科は普通コース25名、美術コース15名です。

平成30年度の定員は以下でした。

  • 機械 :70名
  • 電気 :30名
  • 建築 :50名
  • 自動車:40名
  • 調理 :80名
  • 情報 :40名
  • 普通 :50名
  • 美術 :40名
  • 合計 :400名

所在場所

真颯館高校」は福岡県北九州市小倉北区中井口5-1にあります。JR「九州工大前駅」から徒歩15分くらいだそうです。

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学校情報

高校のHPをもとに特徴をまとめています。

平成31年度から8学科から6学科2コースへ学科再編が行われます。

機械電気科

平成31年度入試から「機械科」と「電気科」が一つになり「機械電気科」に再編されます。

機械と電気が同時に学ぶことができるようになったので生徒にとっては良いことだと思います。

ただ、カリキュラム上の制約があると思うので、進学を希望している人は事前に高校側に何ができるのかを確認することを勧めます。

以下、30年度までの機械科・電気科について高校HPに書いてあった内容です。

大きな変更点はないと思いますが、目標をもって進学をする人は特に、高校に確認してください。

機械科 

工場内の製造・メンテナンス・品質管理・設計などの各業務で活躍できる人材を育成する学科とあります。

カリキュラムはすぐに社会で活きる実習を中心に組まれているらしく、安全教育として規律訓練等の実施などにも力を入れているみたいです。

具体的には1年次に旋盤(切削加工をする工作機械)基本加工、2年次に旋盤技能検定2・3級レベル課題の製作、3年次にMC・NC機器実習、ダンベル・玩具・コマ製作。

ソリッドワークスという3D-CADのソフトウェアを導入し、最先端の学習が行われているとのことです。

電気科

各種資格取得に力を入れ、幅広い職種への就職をバックアップしているとのことです。

特に、技術職として資格を持てば就職に有利になるので、第2種電気工事士(一般住宅や店舗などの電気設備の工事に従事できる資格)を2年次に取得できるように放課後など補習を実施しているみたいです。

また、高校を卒業した後、一定期間の実務経験を経れば、第3種電気主任技術者(工場・ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督を行うことができる資格)の取得が可能とのことです。

建築科

大工職人や設計事務所の講師陣から現場の生の声を聴くことができる環境にあり、また、基礎から応用まで幅広く学び、設計・管理、木材加工などのスペシャリストを目指すことができるとあります。

製図(図面を描く)、CAD(パソコンで図面を描く)、模型作成(住宅等ミニチュア作成)、木材加工(木材を使った家づくりの基礎な等)など卒業後即戦力となれるような充実した実習。

CAD検定や製図検定などの各検定に加え、卒業後は建築士、施工管理技能士、建築技能士の受験資格が得られるのでその方面に進みたいと思っている人には最適の学科だと思います。

自動車科

確実な進路につなげるため、豊富な部品教材や実習車両を使った実践的実習で、自動車の基礎知識及び整備手順を習得し、即戦力となる高度なテクニックを身に着けた整備美術者の育成を目指しているとあります。

北九州市内唯一の一種養成施設指定校になっているらしく、2年修了時に実技免除で「3級自動車整備士」取得を目指せるとのことです。

調理科

卒業後、申請をするだけで国家資格である調理師免許を取得することができるみたいです。

創作料理コンクールや学科内料理コンクールを通じて豊かなアイディアや想像力を磨いているとあります。

主な進路は、ホテルや料亭、病院や保育所などの調理師のほか、最近では大学などに進学して栄養士、管理栄養士の資格を取得し、食と栄養のスペシャリストを目指す生徒も増えているとあります。

情報技術科

21世紀、高度情報通信の時代にいち早く対応できるよう最先端の高度情報通信システムの環境を完備しているみたいです。

その環境の中で基礎実習・コンピュータ実習の学習から情報・通信の高度な知識・技術を習得し、幅広い分野で活躍できる人材の育成を目指すとあります。

普通科再編

平成31年度入試から「普通科」と「美術科」が「普通科普通コース」と「普通科美術コース」になりました。

学科で決められた科目だけを学ぶと美術科が進路で不利になる(進学を希望した時に困る)ことから美術科を普通科に統合させたようです。

生徒のためを思って再編をするのは素敵ですね。

普通コース

高校生として必要な5教科の基礎学力を一つ一つ身に着ける授業を行っているとあります。

少しずつ自信と学習意欲をつけさせ、受験時にはそれぞれの希望進路に合わせ、小論文や面接指導など幅広く対応しているみたいです。

美術コース

芸術学部やデザイン学部のある大学や短大、デザイン系の専門学校に進学希望の多い学科らしく、入試内容に応じた実技の補習、普通強化の対策を行っているみたいです。

「美術をより専門的に学ぶ」ために、油絵・デザイン・CG・工芸など専門分野に分かれて実技の学修を行っているみたいです。

アナログからデジタルまで、幅広い技術と知識で表現力を最大限に広げ、豊かな創造性を引き出し、専門的技術の習得を目指しているとあります。

特待制度

特待制度もあるみたいです。

進路実績

工業系の高校なので就職をする人が多いみたいです。

大学合格実績は年度ごとの合格者数を公表していないのでよくわかりません。