入試・受験勉強

周りの人はいつから受験勉強を始めているのか。

勉強のやり方が分からない。

勉強をしても成績が伸びない。

そもそも、何のために勉強をするのか。

受験勉強を始めようと思ったり、スランプに陥ったときにこのようなことを考える人が大半だと思います。

以下の内容が何かのきっかけになるかもしれないので参考にしてください。

  1. 受験勉強を始める時期
  2. 過去問を解き始める時期
  3. 勉強時間
  4. 入試の現実
  5. 勉強をする
  6. 暗記が苦手
  7. 勉強法を知りたい
  8. 後になってから気づく

受験勉強を始める時期

中学生と高校生で勉強を始める時期は異なります。

中学生

中3になったからといって、すぐに勉強に取り組む子が増えるかと言えばそうでもありません。

中学生は中学3年の夏休みから本格的に受験勉強を始める子が多いです。

中学3年になる前から受験を意識して勉強をしているのは、難関私立高校や地元のトップ校を狙っている人くらいだと思います。

「勉強する時期が夏休みからでは遅くない?」と思う人もいるかもしれませんが、偏差値60くらいまでの公立高校なら全く問題ないです。

もちろん、中学1・2年の内申点が合否に大きく影響する地域もあるので、定期テスト直前期はしっかりと対策を取り勉強をする必要はあります。

高校受験

高校生

大学を受験を考えている人の受験勉強を始める時期が気になる人が多いと思います。

だいたいの数字を書いておくので参考にしてください。

2年の2学期より前から受験を意識して勉強をする人が1割程度いると言われています。

それ以降に始める人の割合は

  • 2年の3学期:2割
  • 3年の1学期:3割
  • 3年の夏休み:2割
  • 3年の2学期:1割

これくらいになるみたいです。

予備校のサイトなどを見る限り、MARCHレベル以上の大学に合格する人の大半は3年の1学期が始まるころまでには本格的に受験を始めているみたいです。

公立高校入試の時みたいに少し勉強したくらいでは中堅以上の大学には合格できないので、できるだけ早めに勉強に取り組むようにしましょう。

大学受験

過去問を解き始める時期

高校受験も大学受験も過去問を利用して対策を取ることは必須です。

高校受験

一通りの勉強が終わる冬休み前後に始める人が多いと思います。

それで構いません。

過去問を解くのに最低限の知識がつくのがちょうどその時期になるからです(多くの子は夏休みから本格的に勉強を始めるから)。

ただし、難関私立高校を受験するのであれば、中3の単元を早めに終わらせ、夏休み頃から解き始めるべきです。

塾のトップレベルのクラスに通っているのであれば塾がそれをしてくれているので意識する必要はありませんが、独学で勉強をしている人は自分で計画を立ててください。

難関私立高校に独学で挑戦することはお勧めできませんが、塾を利用しないという人は「スタディサプリ」や「Z会」のいずれかの教材と独学に最適な教材「(manaboマナボ)」の併用を勧めます。

これらの併用が、今考えうる、独学で受験をする場合の最高のツールだと思ってください。

大学受験

大手予備校に通っているなら社会は11月から始めれば十分とか言われると思います。

しかし、大学入試の過去問は人によって解き始める時期は異なると思ったほうがいいです。

大学入試の問題は高校入試とは異なり、知識がなければ全く手が出せません。

ですので、志望校を受けるために必要な最低限の学力がなければ問題を解くだけ時間の無駄になると思ってください。

ハイレベルな大学を受験する人は単に知識をつけるだけでなく、入試傾向や問題の解き方も研究する必要が出てきます。

9月頃から過去問を解けるくらいの学力がなければ合格は難しいと思います。

中堅レベルの大学なら、科目にもよりますが、11月くらいから始めても間に合うはずです。

過去問を解く意味

1日の勉強時間

塾講師をしているので分かるのですが、1日の勉強時間は高校受験・大学受験で全く違います。

高校受験

トップ校に合格する人の多くは3年の1学期から学校・部活・塾以外の時間はほぼ勉強にあてています。

時間があれば勉強をするという感覚なので、1日何時間勉強をするという意識する子はほとんどいないはずです。

この子たちが気を付けるべきなのは、「勉強時間が足りない」と睡眠時間を削ってまで勉強をしようとすることです。

定期テストで一夜漬けをするならまだしも、長期戦の入試でのオーバーワークは危険なので辞めるべきです。

偏差値55~60くらいの中堅高校を受験する子の多くはトップ校を受験する子と同じように勉強時間を確保しています。

ただ、集中力がなかったり、ダラダラしてしまう傾向がみられるので、「5時間勉強した」という子は実際のところ2時間くらいしかしていないということもあります。

中堅高校を目指している人は、無理に勉強時間を増やすのではなく1日2時間なり3時間なり、集中できる範囲で勉強をする方が効率が良くなると思います。

偏差値55未満の高校が受験予定の子は夏休みになるまで、定期テスト期間以外は結構ダラダラしています。

受験直前期になると、本気で受験をしている子はどのレベルの高校を受験するにしても、集中して勉強をする子が増えます。

大学受験

中堅以上の大学に合格できる人は4月の時点で3時間くらいはやります。

この時期に「勉強ができない」とぐちぐちと言い訳をして1時間くらいの勉強しかしていない子は、この時点で不合格がある程度確定しています。

なぜなら、このような子は夏休みまでダラダラと勉強をしない期間が続き、夏休みに入ってからも1日3時間くらいしか勉強をしない傾向があるからです。

大学を受験するのに夏休みに3時間の勉強しかしないのは論外です。

合格する子は夏休みに7時間~10時間は勉強をします。

7~10時間の勉強を1年間続けることは難しいですが、合格したいという気持ちが強い本気な受験生であれば夏休みの1か月くらいは普通にこれくらいの勉強はします。

2学期になると、中途半端な勉強しかしてこなかった子の中から脱落する者が少しずつ現れます。

脱落せずに勉強を続けて子は少しずつ勉強時間が増え始めますが、12月頃になって初めて「やらなくてはいけない」と努力をし始めます。

しかし、入試まで残り2か月(私大)の時期から勉強を始めても中堅大学には合格するのはかなり難しいので、2番手3番手の大学にしか合格ができません。

勉強をはじめから努力している子は夏休み以降は1日5時間以上は普通に勉強しますし、直前期はほぼ1日中勉強をします。

中堅大学に合格すること不合格になる子の1年間の勉強時間の差は1500時間くらいはあるのではないかと思います。

私の偏差値推移

入試の現実

私立高校入試の大半は「私立高校入試の現実」に書いている通り難関校を抜かし全入状態です。

公立高校も定員割れや1.0倍に限りなく近い倍率のところが複数あり、選ばなければよほどのことがない限り合格できます。

私立大学は全体的に難化してきています。

受験すれば不合格になる人がほぼ出ないFランクの大学にも不合格になる人がちらほら出てきました。

詳しくは「私立大学難化」を参考にしてください。

「私立大学を受験するなら3教科に絞った勉強をするほうがよい」というようなことを私は言っていましたが、考えが少し変わり始めてきました。

これからは英語・数学の2教科をしっかりと勉強し、得意科目にしたほうがいいかもしれません。

英語・数学の2科目が得意であれば、理科・社会が多少足を引っ張っても国立大学に合格できますし、国立を受験するために英語・国語・数学の3教科を勉強していれば、中堅レベルの私大の一般入試なら合格できるはずです。

また、私立専願では合格するのが難しいセンター利用でも挑戦可能になります。

数学が極端に苦手という場合や、勉強をさぼってきた人が1年で難関大学を目指すという場合を除けば、これからの大学入試は数学をはじめから捨てるのはお勧めできません。

勉強をする

「勉強をしているのに成績が伸びないのは勉強法が悪いからだ」と思っている人が多くいるはずです。

しかし、「勉強法が悪いから成績が伸びない」ことが原因かどうかは疑問です。

もしかすると、勉強をしていないのに勉強をしていると勘違いしているだけかもしれません。

本気で単語や漢字を覚えようとしていますか?

何も考えずにただ、ノートに繰り返し書きなぐっているだけだったりしませんか?

問題を解くときに答えがあっていたら「よっしゃ」、間違えていたら「残念」

それだけで終わっていたりしませんか?

しなければ怒られるからといってとりあえず勉強をする姿勢だけはみせダラダラ宿題をしていませんか?

面倒だからと言って答えを写しているだけではありませんか?

スマホが気になって机に向かっているだけで何もしていないということはありませんか?

そんな状況になっているとすれば、あなたは勉強をしていないも同然です。

覚えようという気持ちもなしにただ何かをしているだけでは暗記も理解もできません。

スマホを頻繁に気にしながら勉強をしていては、勉強をしていると思っている10分の1もできていないはずです。

あなたが受験生なら、受験生に相応する勉強時間を確保していますか?

受験生にもかかわらず、家での勉強時間が1時間もないのなら成績が伸びるわけがありません。

周りの人はそれ以上に勉強をしているのだから、成績が伸びるどころか下がって当然です。

勉強をするなら本気で勉強をしましょう。

成績が伸びない人の特徴

暗記が苦手

勉強をした経験が少ない人は「暗記の仕方」が分かっていません。

しかも、集中力がなく、頭に残そうと意識することなくダラダラ何かを書いているだけということもあります。

勉強に慣れている人が10分で覚えられることを20分・30分、場合によっては1時間かけても覚えられないこともあります。

勉強をさぼってきた人は、自分なりの暗記の仕方を確立するだけでなく、勉強に集中できるように工夫をしてください。

ストップウォッチで集中力を高める

勉強法を知りたい

どのような勉強法が良いかは人によって異なります。

共通するのは記憶に残すためには繰り返しが必要だということくらいです。

今まで多くの生徒を見てきましたが、成績の良い生徒がみな同じやり方で勉強しているわけではないことはそれを見れば分かります。

みんな自分のスタイルを自分で確立しています。

勉強のやり方は勉強をやりながら自分で探すしかないと思ってください。

「いやいや、それでも勉強ができる人の勉強のやり方を知りたい」というのであれば、勉強をしている人なら参考書を何冊か持っていると思います。

それらの最初のほうのページを見てください。

勉強のやり方が書いてあるはずです。

そこに書いてあるやり方は、参考書を出版することができるくらい勉強ができる人が考えたやり方です。

すくなくとも間違った勉強法ではないはずです。

ただ、そこに書いてあることを忠実に守って勉強ができる人はほぼいないと思います。

「こんなやり方非効率じゃない?」

「本当にこれをすれば伸びるの?」

と愚痴をいうのがオチだと思います。

やってはダメな間違った勉強法

入試直前期

入試直前期になると、体力的にも精神的にも不安定になりがちです。

過去、自分がストレスを感じた場面を思い返し、そのときどういう風な行動を取りどのような精神状態になっていたかを思い出してください。

緊張状態の時に自分がどのようになるのか予め知っていれば、対処の仕方も分かるようになるはずです。

入試直前期に注意すること